時代が求めるもの

パンケーキが好きだと声高に堂々と宣言する女性は多いでしょう。
近頃では男性でも甘いものが食べたいときにスイーツの専門店へ足を運ぶという人が増えてきました。
「男が一人で甘いものを食べに行くなんて」といった偏った考えが、これまでケーキやワッフルなどのスイーツを専門店やホテルバイキングに行って食べたいとずっと胸のうちに潜めていた男性たちを息苦しくさせてきました。

逆に女性が一人で喫茶店や屋台で一杯嗜むことは不道徳といった風潮も一部ではありましたが、実際はそんなことはなく、自分が食べたい飲みたいと思えば誰に遠慮することなく、ふらっと店に足を踏み入れればいいのです。
そこから得る生活のヒントがもしかすると社会の変革につながることもないとは誰も言えないのですから、男性だから女性だからと性別で区分けしてしまうステレオタイプな考えが横行してしまうと、技術の発展や進歩が妨げられ、新たな発想などは生まれなくなるでしょう。

パンケーキの専門店が数年前から人気で新規オープンするお店が増えています。
ひとことでパンケーキと言っても、その種類は様々です。
オーガニックスクランブルエッグが世界一の朝食として絶賛された、オーストラリアのシドニーにあるレストラン「bills」の一番人気メニュー、リコッタパンケーキはその名の通りさっぱりした味のリコッタチーズが入ったパンケーキで、現在の日本のパンケーキブームの火付け役になったと言われており、日本にも店舗展開しています。

また最近では、大阪で生まれ東京や仙台など全国に出店している「幸せのパンケーキ」のふわふわで口の中で溶けてしまうほどやわらかい食感が、連日長蛇の行列ができるほどの人気で話題になっています。
バターと甘いシロッブで食べるホットケーキの素朴な美味しさとは異なり、新たに進化したスイーツとしての可能性を秘めた新鮮なパンケーキです。
ニュージーランド産のマヌカハニーに北海道産の生乳から作る発酵バターをブレンドしたホイップクリームがふわふわのパンケーキを引き立てる、そんな情報を耳にするだけで「食べたい」と思う人は数多くいるはずです。
それ以外にもティラミス風味のものやミルクティーの濃厚な香りが楽しめるソースを添えるといった、美味しさを追求する自由なメニューで人々を魅了しています。

食べたいという欲求に素直に従うことで、いまの時代に求められているものや、時代の潮流を感じることができ、食からアイデアや情報を得られるのが現代なのだと言えるでしょう。
つまり、食を楽しむことは知識や興味の幅を広げることにもつながるのです。
純粋に美味しいものを食べて人としても成長していきましょう。